不動産や現金、預貯金、有価証券などの財産がある場合には、生前のうちから相続対策について考えておくことがごく一般的になりました。相続対策の方法としては、ごく一般的に知られている生前贈与を活用した対策、不動産を活用した対策、生命保険を活用した対策などがありますが、その中の一つに会社設立による対策があります。相続に関して何も対策を行なわずに遺産を引き継ぐことになった時は、個人と個人の間で相続を行ない、控除額を超える分に関しては相続税を支払う必要があります。しかし、生前に不動産の管理会社などを設立し、事業承継の形式で株式譲渡などの方法を使って財産承継することにより、スムーズに遺産を引き継ぐことができます。もちろん、法人を設立するにあたっての費用は発生しますし、毎年法人税を支払う必要もあるため、会社設立による財産承継が向いているケースと向いていないケースがあります。
税理士法人サンパートナーズオフィスでは、弁護士や司法書士など他の専門家と提携したワンストップサービスで個人様・法人様問わず、財産承継に関するご相談・ご依頼を承っておりますので、財産承継でお困りの際はお気軽にご相談ください。